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過食克服となるか、過食泥沼化となるかの境界線とは?

過食は本当に辛いですね。

「今度こそ止めよう、もう過食しない…」

何度、そう自分にちかったことでしょうか?

 

でも、過食は止められないんですよね。

 

では、どうしたら過食を克服できるのか?

もしくはもっと、過食が酷くなる一方なのか?

自分自身の体験から感じた境界線についてお伝えします。

これを読んだ後、あなたに少しでも過食を改善する

きっかけとなったら嬉しいです。

 

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どんな状況だったのか?

そもそもどんな状況だったのかをお伝えします。

どこまでが単なる食べ過ぎなのか、どこからが過食になるのか

難しい判断ですよね。

今回、 精神的苦痛や身体的影響がひどいかどうかで

単なる食べ過ぎか、もしくは過食なのかを

線引きすることにしました。

 

 

これが過食の始まりだった

 

中学3年生。

その時には過食は始まっていました。

 

中学校に入ってから周りとの人間関係に馴染めないでいました。

疎外感を感じていた学校生活です。

 

具体的には、同じ女子グループの顔色を伺って

発言をしていました。流行にも興味がなかったです。

 

でも、グループリーダー格が好きな芸能人が

出ているテレビ番組をなるべく見るようにしていました。

そして、学校では、そのテレビ番組の話になると

「そうそう!」と言いながら笑顔を作ることに

専念していました。

 

そういう学校生活に疲れちゃってたんですよね、

中学3年生のときには。

 

だから、学校から帰ってきたら、お菓子をたくさん、

いや…過食の領域まで食べ始めていました。

何か楽しめることもなかったので、

過食が学校の苦しさや辛さ、寂しさ、

いろいろと埋め尽くしててくれていました。

 

 

 

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過食嘔吐への入り口

 

中3の過食が始まってから5年が経ったくらいでしょうか?

ついに、どん底に落ちてしまうきっかけがありました。

 

過食だけにとどまらず吐いてしまいました。

「過食嘔吐」の始まりです。

自己誘発嘔吐だったので、とても苦しかったです。

 

一方、とっても安心できました。

「これで太らない」と….

(実際は過食嘔吐をしても太るときは太ります。苦笑)

 

過食嘔吐は最初1週間に数日くらいでしたが、

数ヶ月後には毎日の日課になっていました。

 

その頃には気づいていたのです。

過食嘔吐は、「快感」を味わうことができる!

吐いた後、「スッキリ」する!

頭の中が明瞭になる!

 

なぜ、過食嘔吐をすると、このようにスッキリするのでしょうか?

なぜなら、この過食嘔吐をすると

脳の中では本当に快感物質が出ているからです。

 

しかし、快感を感じながら、とても苦しんでいました。

こういうことを聞いたことはありませんか?

 

麻薬を一度やると止められなくなる

麻薬の快楽を求めて、副作用が辛くてもやり続ける。

その逆もまた同様、

副作用や衝動が嫌で麻薬の快楽に手を出してしまう。

ダメだと分かっていてもやめられない…

 

まさに、快楽と副作用や衝動を行ったり来たりして

過食嘔吐を止めることはできませんでした。

 

当時、就職活動も無事に終えて落ち着いた頃です。

安心していました。

あとは無事に学校を卒業するだけ…

過食嘔吐は卒業どころか、ひどくなる一方でした。

泥沼化

毎日の過食嘔吐は習慣になり、

一日が終わるのは、いつも過食嘔吐が終了してからです。

 

ひどい状況にもかかわらず

一つの希望を抱いていました。

 

何かというと、

「働いて環境が変われば、きっと過食嘔吐は止められる」

 

そして、社会人となり、本当に止めることができました。笑

ただし、一時的でした。無理やり止めていました。

現実を見ないようにして…

 

半年後には、

  • 無理に止めていた反動
  • うまく仕事ができない
  • 就職活動時に聞いたことと違う
  • 職場の人間関係….

いろいろなストレスの吐け口として

過食嘔吐は人生になくてはならないものになっていました。

 

仕事から帰宅後はもちろん、

過食嘔吐を夜な夜なしていましたが

勤務中にもやらないと自分を保つことができなくなりました。

 

勤務中、外出することができたので、

スーパーで過食食品をガッツリ買っては

過食し、そのスーパーのトイレで吐く

まですることも出てきました。

泥沼化して、もう一生止められないかも…

何度となく頭に遮りました。

 

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過食克服となるか?過食泥沼化となるか?境界線とは

 

ひどい状況にもかかわらず

今では過食嘔吐とは全く関係なく

生活をすることができています。

 

なぜ、過食嘔吐を克服することができたのか?

 

その境界線やきっかけをお伝えします。

 

 

危機感

一言、「このままじゃ危ない」これに尽きます。

 

体調面、精神面、いろいろと限界がきていることを

ずっと誤魔化していました。

見て見ぬ振りです。

 

具体的にどこに危機感を感じていたかというと

胸が痛かったです。

心臓あたりが締め付けられる痛みもあれば

ズキズキと刺す痛みもありました。

 

この痛みを感じるたびに私はそろそろ死ぬのかな?

と思うことが何度もありました。

 

夜中まで過食嘔吐して疲れ切って、

布団に這いずってやっと眠ることができる。

何年もこの状態を続けることは不可能だろうと実感がありました。

 

確かに、健康診断では、再検査必須の項目が並んでいました。

不整脈、がん、聴力、尿検査(腎臓)…etc

中学、高校と皆勤賞をとった同一人物とは思えないです。

このとき、20代前半でした。

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仕事への影響

仕事中、突然、涙が出てくるようになっていました。

何かあったわけではありません。

ふと涙が出る自分がいました。

周りは動揺しますよね。

 

書類ミスもありました。

同じ環境で働いていたスタッフには

とても迷惑をかけってしまっていたと本当に思います。

 

でも、当時はどうすることもできませんでした。

頭が常にぼーっとして判断能力がなかったので

これまたスタッフに迷惑をかけていました。

また、音が聞こえづらかったです。

接客業だったので、

お客様とのコミュニケーションにとても苦労をしました。

 

聞こえづらい一方、音に異常に 敏感になっていました。

夜は小さな物事もうるさくて、

押入れに布団を引いて寝ていました。

 

接客業なので、話すこともしていたのですが

声も出づらく、張った声を出すことはできませんでした。

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執着の諦め

会社で笑顔やいい顔をするのにも疲れてきていました。

 

このとき、仕事を転職して数ヶ月が経ったときです。

心の中では

「転職をして職場を変えれば

過食嘔吐が止まるかもしれない…」

と希望を持っていました。

 

でも、結局、転職をしても過食嘔吐は

止められないことが証明できてしまいました。

 

すると、

「もう私には頑張れないよ」

小さい頃から弱音を吐くようなことはなかったです。

人には相談せず、いつも笑顔で頑張っていました。

 

でも、その糸がプツンとちぎれたかのようです。

そして崩れていきました。

 

危ない、なんとかしなきゃ

そう思いました。

それとともに、会社に所属する執着も消えていきました。

 

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素直に認める

「もういいっかなぁ」

「頑張ったよ」

人生で初めて自分のことを認めてあげることができた瞬間です。

 

今まで自分自身の感情を感じてきませんでした。

「〇〇がやりたい!」

「〇〇という夢がある!」

そんなもの一切ありませんでした。

 

でも、これだけは感じるんです。

「もう疲れたなぁ」

「仕事や社会から受ける切迫感や、

学校や会社に所属しなくちゃいけない気持ちが辛い」

 

今思うのですが、自分自身の中に一種の死を感じていました。

 

と言っても、肉体的なものではなく、心の中に感じたものです。

意味をつけるならば、

新たに自分が生まれ変わるための準備段階としての死です。

(死をあえて感じるカウンセリングもありますが、

専門的知識のある方に相談をしてください)

 

もう本当に疲れた自分自身を感じ認めることができました。

 

これが過食を改善するきっかけになりました。

 

最後、会社に休職届を出して

休養に入ることに決めることができました。

その後、休養期間が会社の規定期間内を超えてしまったので

退職しちゃったんですけどね。

そして、完全に過食嘔吐の克服に集中することとなります。

 

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諦めないことを続ける

休養期間をとってもそれだけでは

過食嘔吐から克復できることはありません。

 

「〇〇で過食が一発で治ります」なんていうのはありません。

いろいろな方法を試してみてあなたに合っている方法なのか

確認していくしかありません。

 

私もたくさん試しては失敗を繰り返していきました。

その度に、

「もう過食嘔吐から克復はできないかもしれない」

と絶望的な気持ちになっていました。

どうせ、克復できないんなら…

と朝から晩まで過食嘔吐を続ける日々が続いたこともあります。

 

そこから諦めず、また、調べては試してみる…

 

この繰り返しができた方が克復はしやすいです。

 

でも、辛くて何度と心が折れますよね。

諦めないためには、

その挑戦がしやすい環境や相談ができる人を作ると

とても克復には役立ちます。

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最後に

過食や過食嘔吐はとても辛く苦しいですよね.

でも、もし本当に過食や過食嘔吐を止めたいと思うのであれば

何かしらの動きをすることが必要です。

 

今のままのあなたの延長線上には何がありますか?

今回の記事は厳しいことを言ってしまいました。

もし、傷ついてしまったらごめんない。

 

でも、あなたに延長線上に過食や過食嘔吐からの克服があるような

活動ができるきっかけとなったら嬉しいです。

 

必ず解決策はあります。

 

最後まで読んでくれてありがとう。




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こちらのレポートでは、かとうが、
• 何年前に過食嘔吐がひどくて、どんな食生活だったのか?
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一人の過食・過食嘔吐を克服した経験談を、この機会にどうぞレポート前半を手にとってみてください。




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ABOUTこの記事をかいた人

国際オーガニックセラピー協会認定オーガニックフードセラピスト 10代の頃から食欲に悩み、社会人になっても異常な食欲は治ることなく、20代は摂食障害の複数の症状を経験する。 摂食障害の症状に心身ともに燃え尽きた状態を改善するために、あらゆる対処法を試していく。 模索していく中で、摂食障害を完全克服。 食欲や運動に対し、衝動を感じることなく 今では友人とお茶をしたり、ふつうの食事や生活を することができるようになる。 そして、現在は自身の摂食障害の経験を活かし 摂食障害や食欲で悩まれている方を専門に 解決に導く活動をしている。 また大学にて心理学を学び、アプローチ法を日々新しく取り入れている。