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低カロリーは痩せる?摂食障害(過食嘔吐)が止められない現実


ダイエットと言えば、カロリーオフの食事をするのが今日の常識の一つとして、あなたも聞いたことがあるかもしれません。

私もカロリーを減らすことでダイエットをしようと試みたことが幾度となくありました。

ただ、残念ながら、求めはいなかった摂食障害(症状のメインは過食嘔吐)というものを患うこととなってしまいました。

【関連記事】
【あなたも過食症かも!? 無料 過食・過食嘔吐診断テスト(簡易版)】をされるかたはこちら

※筆者の体験や主観をブログにしています。
一般的な内容と相違することがございますが、何卒ご了承ください。

低カロリーダイエットとは?

ダイエット(特に減量)をするために、通常摂取している食事カロリーを減らす方法。
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理論

そもそもの前提

人はカロリーで太るか痩せるかが決まっている。
私の中では「カロリー第一主義」と呼ぶことができたでしょう。

ゆえに太る理由は?

=消費カロリーよりも摂取カロリーの方が上回っている。
消費カロリー < 摂取カロリー
(実際は異なりますが、当時の私はこの方程式と思っていました)

では、痩せるためには?

=消費カロリーよりも摂取カロリーを減らせば良い!!!
消費カロリー > 摂取カロリー
(本当に実際は、コレ↑違いますカラっ!)

方法

いつも食べている食事カロリーを減らす。

実践内容

ご飯の量を減らす
(だって、食べると体重が増えると思っていたから←実際はそんなことありません)
そもそも、全体の食事量自体を減らす。

最初は少しずつ食事量を減らしていきましたが、どんどんエスカレートしていきました。

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効率よく低カロリー食をするためには?

カロリーの多い油分を避けること。

三代栄養素である、炭水化物、タンパク質、脂質ですが、それぞれにカロリーが異なります。

三代栄養素のカロリー(1gあたり)

炭水化物=4kcal
タンパク質=4kcal
脂質=9kcal

三代栄養素カロリーの具体的活用方法

洋食や中華料理、は植物油やバターを多く使ったいるので避けること。
和食はOK。

調理方法では、
・煮物や蒸し物は、◉合格!
・油少なめの炒め物は、▲微妙….
・揚げ物や油ギトギトメニューは、×最悪

例えば、カフェで朝ごはんを食べたときのことです。

トーストがありますよね?

以前、そこでは、次のような私独自のルールがあったのです。

「トーストに、バターやマーガリンだったら、ジャムを選べ!」
「というより、何も塗るな!!!」
「塩で十分だ!!!!」

本当にスパルタでした。

そして、スパルタはさらにエスカレートし、頭の中では、あらゆる食品のカロリーがストックされて行きました。

今思うと、歩くカロリー辞典。

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自分の中でカロリー第一主義を実行してみて、どうなった?

腹持ちなんて良いわけがありません。
実際は、お腹が減ります。
今度はもっともっと、たくさん食べたくなってしまいました。

最初はダイエットハイのためにうまくいったと思ったのですが、、、

空腹対策

ならば、、、

「カロリーの低い食品を、たくさん食べれば良い!」
「カサを取れば(体積が大きければ)、物理的に胃が膨らんでお腹いっぱいになるだろう」

という作戦に出ます。
(ん”〜〜、一里あるが、失敗に終わります….)

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具体的には?

カロリーの低い食材
わかめ、海草、きのこ、こんにゃく、キャベツ、大根、もやし、野菜、豆腐、大豆、

野菜スープ、野菜サラダ

【関連記事】

野菜過食とは?私の過去を公開し意味とメリット、デメリットを徹底解説

炭酸水、ガム、飴
カバンには欠かせないもの。
(現在はガムや飴はカバンに忍ばせてはいません)

それでもお腹が空く!!低カロリーの間食

ゼロカロリーゼリー
こんにゃくゼリー
こんにゃくの成分であるマンナンが含まれる製品バー

豆乳おからクッキーにも挑戦してみましたが、大入りだったので、一度に1袋を食べてしまっていたので、すぐにやめました。

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もし、目の前にカロリーの高い食べ物を出されたら?

あなたは、本当は食べたくない(高カロリーだから)けれど、そのような避けたい食べ物を目の前に出された時はどうしますか?

私は、、、一瞬固まっていました。
理由は、頭の中でどのように処理をすれば良いかわからなくて、思考が止まってしまったためです。

自分の中での葛藤。・・・どうする?

なぜ、ここまで葛藤する必要があったのでしょうか?

それは私の中で
・「目の前に出された食べ物は残さず完食するのがマナー」
・「食べ物を残すということは悪いこと」
・「笑顔で美味しい(嫌でも)食べなきゃいけない」

という世の中では、そうした方が良いと思われることをしようとしていました。

食べたくない。 (→残すことになる)

けれど、

残してはいけない。

異なる行動なので、どちらかにしないといけません。

食べきる?
それとも
残す?

食べ物を出された時、いつもその葛藤で苦しむことになります。

しかし、何度かそのような場を経験していくと対策が読めてきました。

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目の前に高カロリーメニューを出されたときの対策の2つ

大まかに自分の中で、食べ物の種類と、自分一人かどうか、で対策をしていきました。

自分しかいない環境

周りを気にしなくてはいけない友人や家族はいません。
そのため、思う存分カロリーを減らす行動ができます。

過去にこういうことをしていました。

その時は、勉強をしていて、どうしてもお腹が空いてしまったのです。
でも、その場所がマク◯ナルドで…..

恐る恐る、、、ハンバーガーを1つ注文。

少し考えた末にしたことは、

ハンバーガーの肉をペーパーで拭き取りました。
ペーパーの総枚数は、5〜6枚。

カスッカスのスポンジ肉が出来上がりました。
味は美味しくなかったのですが、気持ちは満足♫

【関連記事】

もしかしたら過食症?それともただの食べ過ぎ? 〜体験談からわかった違い〜

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誰か家族などが側にいる環境

とにかく周りに私がそんなにカロリーを気にしているとはバレてはいけません。(と思っていました。)

美味しく食べる女の子でいる必要があったのです。

そういうときに食事をするのは、葛藤が伴います。

葛藤の一場面をどうぞ↓

ある時、親族での食事をした時のことです。
もともと、この食事が「あ〜嫌だな….」と思っていたのです。

この時の親族での集まりというのが法事。
法事といえば、精進落としの料理で一人ずつの料理でこの一人前を食べ切らなければいけない。
また、中に入っている食べ物には、絶対!揚げ物が入っています。。。
だから、「イヤ!」というわけでして。。。

さぁ、お弁当の蓋を開けると、もちろん、入っていました、

「エビ天」様

あなたならば、親族がいる環境下で揚げ物を食べるならば、どうしますか?
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私は、何食わぬ顔で

まずは、天つゆにエビ天を入れ、
次に、天つゆの中でエビ天を泳がせ、
そして、衣を剥がす。

口に運ぶのは、「エビのみ」です。

これで、衣分のカロリーが減ったでしょう?
と勝ち誇った気分でした。

でも、「あ〜どうしよう。。。」葛藤の末、選んだ行動は?

しかし、その頃には低カロリーを越え、

「いかに体に栄養を吸収させないか」

に重点が置かれていたのです。

私の中で手っ取り早かった対策というのが、

「嘔吐」

嘔吐というのは、次のあらゆる目的を達成していたかのように見えました。
(実際は全く異なります)

・太るのが怖い、
・体に栄養が吸収されるのが怖い(特に高カロリー&甘いもの)
・でも、食べたい…..
・食べたものをリセットできる!!!!

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結局、低カロリーダイエットは何を生み出すことになったのか?

低カロリー第一主義は、やがて、過食嘔吐を生み出すことになったのです。

まだまだ成長期の体にとって、低カロリーの食生活をするということは、栄養不足に陥るということを意味していました。

さらに、メンタル面もよくなかったのが相乗し、過食や嘔吐は私にとって人生必須の行動。また、「親友」と言ってもいい。

しかし、その”親友”を選んだ一方で、次のようなことに10年悩むことになりました。

・便秘
・基礎代謝が下がる
・寒い
・痩せない
・太る
・肌荒れ
・過食したくなる
・頭の中が食べ物でいっぱいになる…….etc

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低カロリーダイエットで痩せた?

気軽にダイエットのために始めた食事法。

ところが、最初のダイエットハイの時期は良かったものの長くは続かず。。。

過食嘔吐に悩み、反動で体重と体型はダイエットを始める前より太ってしまいました。

低カロリー食から摂食障害を患った人の多くは、回復過程で体重が許せないほど増えていくことがあります。

その場合、なかなか痩せることはできません。

私も数年単位でやっと元の体重に戻ることができました。

低カロリーダイエットをすればするほど、過食嘔吐がひどくなるばかり。

私には低カロリー主義でのダイエット方法はあってはいませんでした。

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最後に

もし、私のように低カロリー食を採り続け、何か不調が出ているのなら、低カロリー第一主義から抜け出すことをオススメします。

と言っても、そんな簡単には抜け出せないのが、摂食障害(特に過食嘔吐)の真実。

事実、私も頭の中では、

「過食嘔吐はやめた方がいいに決まっている」

とわかってはいたものの、なかなか止められずにいました。

きっかけがないと私も含めてでしたが、本人は克服しようとしません。

低カロリーの食生活を始めて過食嘔吐を克服するまでに、10年以上の時間がかかりました。

女性の10年間というのは、とても重要な時間ですよね?

ましてや、思春期を含めた10年はとても濃厚で、今思うと本当にやらなければよかったと思うことがあります。

と言っても、現代、体型を全く気にせず生きていくことは不可能でしょう。

そんな時代に、無理せず健康的にキレイな体型をするのに、低カロリーダイエット以外の方法があるということを伝え続けて生きたいです。

また、過食嘔吐をはじめ、摂食障害で悩んでいる方のサポートをし続けていきたい。




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【レポート★『過食嘔吐が一番ひどい時から克服までの回復食生活レポート』〜前半】

こちらのレポートでは、かとうが、
• 何年前に過食嘔吐がひどくて、どんな食生活だったのか?
• 時系列で追っていく、回復していく過程の食生活。
• 過食嘔吐が始まる前の体重を基準にし、どのような体重の増減があったのか?
• 当時の過食症状は?
・なぜ当時その食事法を試してみたのか?
• 回復に向かった3つの共通点とは?(後半に記載、有料)

A4サイズ35ページにもわたる量で、前半を書きました。

 

一人の過食・過食嘔吐を克服した経験談を、この機会にどうぞレポート前半を手にとってみてください。




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ABOUTこの記事をかいた人

国際オーガニックセラピー協会認定オーガニックフードセラピスト 10代の頃から食欲に悩み、社会人になっても異常な食欲は治ることなく、20代は摂食障害の複数の症状を経験する。 摂食障害の症状に心身ともに燃え尽きた状態を改善するために、あらゆる対処法を試していく。 模索していく中で、摂食障害を完全克服。 食欲や運動に対し、衝動を感じることなく 今では友人とお茶をしたり、ふつうの食事や生活を することができるようになる。 そして、現在は自身の摂食障害の経験を活かし 摂食障害や食欲で悩まれている方を専門に 解決に導く活動をしている。 また大学にて心理学を学び、アプローチ法を日々新しく取り入れている。