
過食は食欲の問題なので、食欲をコントロールすれば問題ないと思うかもしれません。過食に悩まされていた私もそうで、カロリー計算や食べる量などを厳密に守っていました。しかし、どうしても過食が止められなかったのです。なぜなら、食欲をコントロールしようとすればするほど、その反動で過食が止められなかったからです。
今は過食をすることはありません。過食をしなくなった原因の一つとして、今回は過食を止めるなら、なぜ食欲をコントロールしてはいけないのかの理由をお伝えします。
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目次
食欲をコントロールしようとしてもムダ
食欲や過食というのは、あくまでも「結果」だからです。何かがあって、食欲をコントロールできなかった、過食をしてしまったという状態なわけです。なので、食欲をコントロールしようとすることにムキになってもムダなのです。
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食欲をコントロールしようとするくらいであれば、対人関係を振り返ってみた方が過食にならない可能性があります。なぜなら、コントロールできないくらいの食欲が出てしまうのは、身の回りの対人関係にストレスがかかっている人が多いです。
こういうことはありませんか?
家族、友人、彼氏彼女、夫婦、職場などの人間関係で、イラっときたり、辛くなったり、寂しくなったり、などストレスがある時に食べたくなることはありませんか?
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親の言うことには「逆らう」ことはしない
俗にいう反抗期がなかったと言われる場合です。反抗期は必ずしも必要ではないのですが、親に自分の意見や考えを伝えることができるか、自分のやりたいことを言葉や行動に表すことができるかが大切です。いわゆる自己主張です。
自己主張ができないと、「自分の考えは間違っているの?」「誰にも私の意見を聞いてもらえない」もどかしさに繋がります。そして、それが積もりに積もって、ストレス発散法の一つとして過食になってしまうことがあります。
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友人の話に「私もそう」と心から思ってもないのに言ってしまう
特に思春期の年代にとって、友人関係は生活する上でとても重要です。女子であれば、グループからはぶられるかも、いじめられるかも、という不安や恐怖から、同じグループメンバーや友人には「私もそう」と言ってしまうこともあります。特にグループのリーダー格にはNOは言いづらいです…
もし、学校生活で心からあなたの言いたいことが言えないとしたら、とても辛いですね。それが過食に繋がっていることもあるかもしれません。
職場のミーティングや会議で自分の意見が言えない
社会人になると会社では「あなたの意見」を聞かれることもあると思います。そんな時に、上司の顔をうかがって…反対意見をいかに言わないか…と気にかけながら口を開くことはありませんか?または、会社の派閥に巻き込まれないように、自分の立ち位置を考える…ということをもしされているならば、かなりのストレスを感じているのではないでしょうか?
会社というのは、一日の多くの時間を割く場所です。そんな場所がそのような雰囲気では心地よいものではありません。そりゃ、仕事終わりに一杯やったり、ストレス食いをしたくなったりせざるを得ません。
もし、上記の内容で当てはまる部分があるのならば、それなりに対人関係や環境に対処をした方が良いです。というのは、これを読んでくださっているあなたには私のように後々ひどくなって仕事もできなくなってしまって欲しくはありません。
対人関係は一瞬でこうすれば良くなります!というものは存在しません。あなたが自覚をし、改善していくことの繰り返しになるので、とても時間やエネルギーを使うことになります。ただし、対人関係が改善されると、ムダがストレスを抱えることがなくなり、食欲も自然に落ち着き始めます。一人で対人関係を良くしていくにはとても大変なので、誰か相談ができる相手が見つかると良いですね。
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